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10月14日ニュース

JR東日本、鉄道開業150年記念

きょう14日は「鉄道の日」。明治5(1872)年10月14日、新橋と横浜(現桜木町)の両停車場間で日本で最初の鉄道が開業し、翌15日から旅客列車の運転が始まった。鉄道開業から150周年を迎えるのに合わせ、JR東日本水戸支社は22日、鉄道を身近に感じ、未来を担う子どもたちに魅力を発信する体験型イベント「いわきキッズ とれいんフェス」を、いわき駅近くのいわき運輸区で開催する。乗務員や線路の点検に使用する〝レールスター〟の乗車体験、保線のお仕事紹介など、大人の愛好家も垂涎の内容だ。
イベントの対象は小学生以下と18歳以上の保護者で、開催時間は午前10時~午後2時(受付開始は午前9時半)。事前申し込みは不要となり、入場・参加無料だが、乗務員体験のみ抽選。参加希望者は当日の受付時間(1~3回目は午前9時半~同10時10分、4~6回目は同10時半~11時40分)に申し込む。
場所はJRいわき駅北口から徒歩で約10分(平字番匠町地内)。


マイクロソフトの支援採択 田人に研究所、IT関連企業「moegi」

田人町南大平の旧田人二小南大平分校に技術開発研究所を設け、アプリ開発やウェブ関連事業を手がける「moegi(もえぎ)」(本社・東京都武蔵野市)が、米マイクロソフトのスタートアップ支援プログラムに採択された。もえぎは、地図と情報通信技術(ICT)を活用したスマートフォン用アプリ「CALINT(カリント)」を開発・運営しており、さらなる発展が有望視される。
採択されたことで、もえぎには環境支援の一環として、米マイクロソフトのクラウドサービス「アジュール」が提供され、2万5千ドル(約360万円)相当の利用が認められた。各種ソフトのライセンスといった特典も与えられた。
カリントは既存のアプリとは異なり、カメラと移動情報を同時に記録できる点が優れており、片寄さんは「これまでカリントは独立したアプリだったが、今後はクラウドと連携し、企業ごとで位置情報が管理運用できる仕組みを構築する」と展望を語る。
「位置情報管理システムのパイオニアになりたい。社会全体で応用できるよう、さまざまな提案をしていく」と片寄さん。いわき発の技術革新に期待がかかる。


17日開幕熱波甲子園2022秋

サウナ室で客に向け、高温の蒸気をタオルであおぐ「熱波師」の技術を競う全国大会「熱波甲子園2022秋」が17日、神奈川県横浜市の温浴施設・おふろの国で開かれ、いわき市から小浜町の「北投の湯 いわき健康センター」が出場する。熱波甲子園には全国から15の個人・企業が参加し、いわき健康センターの精鋭3人も日頃培ってきた技を見せる。
いわき健康センターからは、施設を運営する磐城実業の専務取締役・宮内尊晴さん(38)、吉田典史さん(46)、水野博貴さん(28)がエントリーした。
ペットボトル落としと風速計測には吉田さんが挑むが、大会の公式タオルは縦・横100㌢の正方形で、650gとやや重いという。パフォーマンスは実際の店舗で可能という条件から、通常披露している内容として、感染症対策の黙浴を踏まえて考案した〝フリップ芸〟を交えながら、3人で風を起こしていく。
ロウリュは、いわき健康センターでも人気となっており、計14人(男性9人・女性5人)の熱波師が在籍する。1日当たり男性が4回(日曜・祝日は6回)、女性が3回行われており、男性の日曜・祝日には午前7時からの朝ロウリュも設定されている。
主将を務める宮内さんは「出るからには、初出場・初優勝を目指したい。野球の甲子園は白河の関を越えたが、熱波甲子園では勿来の関を越える」と笑顔を見せる。

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