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高校ラグビー 25年ぶり県優勝の勿来工業が決勝に代わり壮行試合
県高体連は11日夜、第68回県高校体育大会ラグビーフットボール競技を兼ねた第102回全国高校ラグビーフットボール大会県大会(県高体連、県ラグビーフットボール協会など主催)の決勝に出場予定だった磐城が棄権を余儀なくされ、勿来工業が不戦勝で花園の切符を手にしたことを発表した。関係者に新型コロナウイルス感染症の陽性が判明したためで、勿来工業の優勝・花園出場は25年ぶり6回目となる。12日は決勝に代わり、Jヴィレッジスタジアムで勿来工業と県選抜チームによる壮行試合を行った。
磐城は棄権から一夜が明け、自宅待機をしている選手たちの落胆の色は大きいといい、佐藤芳弘監督は「せめて勿来工業の応援に連れて行ってあげたかった」と残念がりつつ、選手たちの気持ちをおもんぱかった。
全国大会は12月27日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で開幕する。