4日は二十四節季の1つ「立春」で、暦の上では春の始まりとされる。いわき地方は同日、日中は広い範囲で晴れ間が広がっており、穏やかな天気となっている。
こうした中、春の訪れを告げる便りが、まだ雪の残る市内中山間地から届いた。三和町下三坂地区で複数の個人宅が管理している「福寿草(フクジュソウ)の里」では、黄色の花弁の福寿草が見ごろを迎えており、地域の人々の心に安らぎを与えている。
下三坂区長の草野忠次さん(70)によると、1月下旬の暖かさの影響によって、例年と比べて、今年は開花が早かったという。草野さんは「見ごろは2月上旬まで。春が訪れる前に、足を運んでもらえたら」と笑顔で話した。
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