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平のヨーカドー跡地 来年2月に建物完成 ベニマルなど核に愛称「ペッペ」

 惜しまれながらも一昨年2月に閉店したイトーヨーカドー平店跡地(平六町目)に、真砂不動産(平字田町、猪狩達宏代表取締役)が整備する地域密着型商業施設が、来年2月22日に竣工し、ヨークベニマルや無印良品、ケンタッキーフライドチキンなどのテナントが順次オープンすることが決まった。
 名称は「平穏で安らぎのある施設」を表現するため、フランス語で平和などを意味する「Paix」を用い、「Paix Paix(ペッペ)」に。ロゴも親しみ深いハトを用いたデザインとなった。市内初の環状交差点(ラウンドアバウト)も整備され、JRいわき駅東側の商業・交流拠点として期待が高まっている。
 まず今年6月に、環状交差点が供用開始する。ヨークベニマルをはじめ、無印良品、ケンタッキーフライドチキンは核テナントとして出店を合意しているが、現状ではオープン日は未定。ただ翌3月までにはおおむね開業する方向で調整が進められている。また環状交差点東側には、六町目広場が整備される。
 敷地面積は1万2639・17平方mで、2階建て約6139平方mのメインの商業棟と、2階建て約596平方、のサービス棟(敷地西側)で構成。265台分の駐車場のほか、商業棟1階にヨークベニマル、2階に市内最大規模の無印良品を置き、ケンタッキーフライドチキンはサービス棟1階に入居する予定だ。
 サービス棟2階には利用者の憩い、交流の場として、テラス付きのコミュニティスペースが設けられる。他のテナントは現在数社と協議中、または募集中。
 猪狩社長は「平のまちの暮らしを支え、市民の皆さんの憩いの場として長く愛される施設となるよう、開業に向けて尽力したい」と語っている。

PR:いわき市北部地域を中心に、児童養護施設、老人保健施設、特別養護老人ホーム、ケアハウスをはじめ、診療所とデイケア、デイサービス、居宅介護支援、訪問介護、訪問リハビリと多種多様な福祉、医療事業を展開。

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