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8月5日に「いわき花火大会」開催決定 いわきおどり・海遊祭4年ぶり復活
小名浜の夏の風物詩「いわき花火大会」が、本年度は8月5日に小名浜港1、2号ふ頭のアクアマリンパークで行われるほか、4年ぶりに花火大会の前夜祭となる「いわきおどり小名浜大会」や、プレイベントの「おなはま海遊祭」が開催されることが決まった。
花火大会は新型コロナウイルスの感染拡大によって、令和2、3年度は中止を余儀なくされた。昨年度は規模を縮小して実施したが、いわきおどりと海遊祭は、3年連続で取りやめとした。
大会実行委員会の総会が6日、小名浜潮目交流館で開かれ、本年度の事業計画・予算案が承認された。総会には関係者約70人が出席し、大会会長の内田市長が「昨年度は3万5千人が訪れ、コロナの閉塞感を打ち破る機会となり、本年度も市民の皆さんに感動を届けたい」とあいさつした。
実行委員会によると、68回目を迎える本年度は「彩 新たな未来へ」をテーマに掲げ、花火の打ち上げ数は、コロナ禍前の令和元年度と同じ規模の1万発とし、有料観覧席のテーブルや、JR泉駅とのシャトルバス運行を復活させる。昨年度と同じく、小名浜マリンブリッジ周辺に有料駐車場も設ける。
会場周辺では物産展として、4年ぶりに主催者が主体となった約25軒の露店も出店する。
いわきおどりについては、花火大会前日の4日夜、県道小名浜・平線(通称・鹿島街道)の市小名浜支所―本町通り交差点、またはその南側を会場に予定している。現時点で特に制限はないが、参加人数はコロナ禍前の約半分となる1千人程度を見込む。
海遊祭は7月29、30日、アクアマリンパークで実施する。ジェットスキーの体験乗船やアクロバットショーなど、海を楽しむイベントに加え、自衛隊による車両展示や音楽隊演奏を計画している。