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きょうから「春の全国交通安全運動」 いわき3署 関係機関・団体と啓発
令和5年春の全国交通安全運動(県、県交通対策協議会主唱)が11日、県内一斉に始まった。統一地方選に伴い、例年より1カ月遅れの実施になった。4月1日からの改正道路交通法により、自転車に乗る際のヘルメット着用が努力義務化されたことを受け、「自転車に 乗るなら必ず ヘルメット」がスローガンに掲げられた。
最終日の20日は「交通事故死ゼロを目指す日」とし、県民一人ひとりが自主的に交通安全に取り組めるよう、重点的な啓発活動が繰り広げられる。
運動の重点項目は、<1>子どもをはじめとする歩行者の安全確保<2>横断歩行者事故などの防止と安全運転意識の向上<3>自転車のヘルメット着用と交通ルール順守の徹底。市内では今年に入って6件の死亡事故が発生しており、いわき3署では各種交通機関・団体と連携し、1件でも悲惨な交通事故を減らすよう啓発活動を進める。
運動初日の11日朝には、いわき南地区交通安全協会(山下知昭会長)が、いわき南署(江連俊治署長)と一緒に、南台のいわき大王製紙入り口で街頭啓発を行った。
参加者は出勤する社員や業者に向けて、自転車のヘルメット着用などを促すチラシや、同署管内の交通事故の発生概況が書かれた用紙を配りながら、安全運転の徹底を呼びかけた。