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4年ぶり「いわきおどり小名浜大会」 1800人がドンワッセの掛け声
小名浜の夏の風物詩「いわき花火大会」の前夜祭として、いわきおどり小名浜大会が4日、小名浜花畑町などの県道小名浜・平線(通称・鹿島街道)で行われた。新型コロナウイルスの感染拡大によって、4年ぶりに開催され、いわき鳴り物集団のお囃子に合わせ、48団体・約1800人が「ドンワッセ!」の掛け声とともに、力強い踊りを見せた。審査の結果、堺化学工業が優勝を果たした。
いわきおどり小名浜大会は、いわき花火大会実行委員会が主催して行われている。開会式では、正木好男実行委員長と、大会会長の内田市長によるあいさつに続いて、地元の永崎児童クラブの子どもたちがカウントダウンに臨んで、熱気あふれる踊りが始まった。
小名浜大会の特徴としては、地元関係者による審査が行われ、阿部通市小名浜支所長ら5人によって、踊りの内容などを踏まえて各賞を決めていった。踊りは3部構成で実施され、1部と2部は審査の対象となるほか、3部は自由に踊れるサンバ調となり、小名浜海星高の音楽部が演奏を担う大役を務めた。
終了後には、審査委員長の阿部支所長が講評に立ち、「皆さんが楽しそうに踊っていることから、小名浜の元気さが伝わった。本当にお疲れさまでした」とねぎらった。
また開会式に先立ち、アトラクションとして、西小名浜幼稚園の園児おどり、キッズエアロビック、ヒップホップダンスに加え、平商業高フラダンス愛好会、小名浜海星高音楽部のステージが繰り広げられ、いわきおどりに華を添えた。
その他の入賞団体は次の通り。<2>イオンモールいわき小名浜<3>あすか製薬<4>柔鍛錬館<5>常光サービス