平地区の伝統的な祭りで、2019(令和元)年に名称を変更し、新たな一歩を踏み出した「いわき七夕まつり」が6日に開幕した。4年ぶりに制限を設けず、コロナ禍前と同様に3日間に戻したほか、各種イベントや露店の数も従来と同じ規模となり、会場は終日、浴衣姿の家族連れや若者の姿で、にぎわいを見せている。8日まで。
会場の一町目~四町目とレンガ、銀座、平和通りなど、約1km区間には300を超える露天商が軒を連ねたほか、元々身の穢(けが)れを落とし、健康や長寿を願う思いが込められていたという手作りの笹(ささ)飾り約80本が並んだ。
絢爛(けんらん)な吹き流しがひと際注目を集め、特賞に輝いたビックベル化粧品店の笹飾りなど、来場者たちは色鮮やかな薬玉や吹き流しを心地よさそうに見つめては記念撮影をするなどし、七夕まつりの雰囲気を満喫している。
またコンサートやプロレス、郷土芸能の披露、浴衣コンテストなど趣向を凝らしたイベントも注目を集め、会場のお祭りムードを盛り上げた。
ニュース