台風13号に関連した記録的大雨に伴い、市内各地で発生した災害廃棄物について、いわき市は宮城県仙台市に対して、回収の支援を要請した。いわき市も参加する「全国都市清掃会議」の東北地方の事務局を、仙台市が担っているためで、必要な人員や車両を派遣してもらい、早ければ26日から活動に着手する。
豪雨によって、いわき市では災害廃棄物の仮置き場や臨時集積所を設けたが、市ごみ減量推進課によると、21日現在、路上や空き地に放置されたり、運搬が難しい市民からの依頼が235件ある。市の委託業者に加え、市消防団の協力により、災害廃棄物の撤去が進んでいるが、一日も早い解消に向けて、仙台市の協力を仰ぐ。
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