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植田のたこ焼き店・永崎のそば店 家族のにぎわい創出イベント 15日から
植田町中央一丁目のたこ焼き店「大阪たこやきHONMAMON(ほんまもん)」は15日から、食を通じて家族のにぎわい創出を目指したイベントとして、「『家族を笑顔に』プロジェクト in いわき2023冬」をスタートする。プロジェクトでは子ども連れの来店客を対象に、子ども1人につき、たこ焼きかたこせん1品を進呈。その場で家族写真を撮影して、写真に子どものメッセージを入れて店頭に飾ると、イベント終了後に家族分の無料券のプレゼントがある。
発起人は、ボランティア団体・iwakiはまかぜClub代表の吉野嘉晃さん(44)。吉野さんは地域活動の中で、家族団らんの大切さを呼びかけており、HONMAMON店主の切石優さん(40)に声をかけたところ、たこ焼きを通じた取り組みが実現した。
切石さんはたこ焼きの本場・大阪の出身で、2020(令和2)年12月に店舗を構えた。植田地区の振興に力を入れており、午後は中高生の集いの場、夜は地域住民の語らいの場として、自慢の逸品を振る舞っている。
プロジェクトには、永崎のそば店「立ち喰いそば処 ふくふく」の店主・坂本佳彦さん(48)も協力。子ども連れでそば・うどんを注文した家族に向け、HONMAMONと同じ仕組みを採用する。ふくふくも同じく15日から。
吉野さんは「食はみんなを幸せにする。子どもたちが元気であるためにも、家族に笑顔がもたらされればうれしい」と意義を強調する。切石、坂本さんはともに、自らの手で地元を盛り上げたいと意気込んでおり、多くの来店を期待する。
活動にあたっては、植田町中央二丁目の「Shot Bar Room(ショットバー・ルーム」、金山町の「グループホームよろこび」、錦町の「福陽自動車教習所」が協賛している。HONMAMON=(51)6430、ふくふく=(84)8928=ともに電話優先。無くなり次第終了。