小名浜海星高(斎藤裕昭校長)の本科海洋科2年18人と専攻科の海洋科1年5人、機関科1年5人を乗せた練習船「福島丸」(総トン数665トン)が27日、本年度の第3次航海実習に向けて小名浜港を出発した。
生徒、学生たちは帰港する3月15日までの54日間、操船技術を学びながらハワイ近海でマグロのはえ縄漁に臨むほか、2月27日にはハワイ・ホノルル港に立ち寄り、現地のホノルル福島県人会と交流を深める。本来は19日に出港予定だったが、インフルエンザの流行や強風で海が時化(しけ)たために延期していた。
停泊していた小名浜港1号ふ頭には、生徒、学生の家族や友人、教職員らが駆け付け、互いにカラーテープを握り合い、姿が見えなくなるまで笑顔で手を振りながら、実習の無事を祈った。
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