市消防本部は7日、いわき市小名浜下神白字館ノ腰3の1、ガソリンスタンド「マルイ小名浜サービスステーション」で、灯油にガソリンが混入した状態で販売されていたと発表した。
販売されていたのは5日正午から7日午後7時まで。88件の顧客に対し、約2千リットルのガソリンが混入した灯油を提供した。
同本部によると、5日正午ごろにタンクローリーからガソリンを荷卸しした際、誤って灯油のタンクに注いでしまったという。従業員が7日午後7時ごろ、灯油の色とにおいが普段と異なることに気が付き、同7時半に消防に通報した。すでに販売は停止されており、同10時までに被害は確認されていない。
ガソリンが混ざった灯油をストーブで使用すると、異常燃焼して火災の恐れがあるため、同本部では購入者の特定を進めるとともに、使わないよう呼びかけている。
(資料写真:いわき市消防本部=市ホームページより)
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