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中小企業家同友会いわき支部 一足先に合同入社式「真面目・前向きに取り組む」
県中小企業家同友会いわき支部(高崎文孝支部長)の会員企業に今春から入社する新入社員の合同入社式が28日、平のいわきワシントンホテル椿山荘で開かれた。
合同入社式は、新入社員たちが同期の仲間と新たな生活の喜びを分かち合い、企業の未来を託せる人材に成長することを願い、開催されている恒例の行事で、会員企業9社の新入社員15人が出席した。
高崎支部長が「今までお世話になった方々や会社の仲間、お客様に何かしてあげられる人間に成長し、社会に必要とされる頼もしい社会人になってくれることを期待している」とあいさつし、内田市長、半沢浩司県いわき地方振興局長、小野栄重いわき商工会議所会頭が来賓祝辞に立った。
このあと、先輩社員を代表し釣具販売店「トビヌケ」(平字作町)の持舘久晃(ひさあき)さん(24)が、自身の入社当時に触れながら「どんな小さな仕事でも積極的に取り組み、一つでも自信を持てるようになれば仕事が楽しくなる。皆さんと一緒にこの地域で働けることを楽しみにしています」とエールを送った。
新入社員を代表して、潤滑油専門商社「ローヤル油機」(四倉町上仁井田)に入社する大原朱音さん(22)が「仕事に対して真面目、前向きに取り組み、1年後には成長したと胸を張って言えるよう精進してまいります」と決意を表明した。
入社式終了後は「新入社員研修プログラム」が行われ、学校と職場の違いや社会人マナーを学ぶ講座、先輩社員とのパネルディスカッションを実施。新入社員たちは来月からの新生活に向け、社会人としての自覚を再確認した。
(写真:新入社員を代表してあいさつする大原さん)