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常磐興産2期連続で黒字 ハワイアンズの集客回復 観光事業は10期ぶり最高益

 スパリゾートハワイアンズを運営する「常磐興産」(本社・常磐藤原町)は15日、2024年年3月期の決算を発表し、前年同期比から増収増益となり、2年連続で黒字だったと明らかにした。
 特に新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが、昨年5月に5類に移行したことで、観光事業が好調に推移。入場料の改定などコストの最適化もあり、部門利益は2014(平成26)年3月期以来、10期ぶりに最高益を更新した。
 下山田敏博常務取締役、藤巻康一取締役執行役員、猪狩直弘執行役員が同日、同町のホテルハワイアンズで記者会見を開き、当期決算に関して説明した。
 観光事業に加え、燃料商事事業や子会社の製造関連(常磐製作所)、運輸(常磐港運)、アグリ(北茨城ファーム)の各事業を含むグループ全体として、売上高は148億8100万円(前年同期比10・8%増)、経常利益は12億3300万円(同80・4%増)、純利益は9億3400万円(同44・7%増)だった。
 燃料事業は前年あった大口のスポット取引が減少したが、ベース取引は堅調。子会社3社は昨年9月の豪雨による影響を受けたが、連結としては増収増益を確保した。
 柱となるハワイアンズの集客実績は、日帰りが93万人(同24・4%増)、宿泊が37万7千人(同20・8%増)。コロナ禍前の2019年3月期と比較すると、それぞれ73・2%と84・0%まで戻っている。
 こうした結果に対し、下山田常務は「今期はゲームソフトとのコラボなど、新たな集客が図られた。これからも私たちの三大商品『水遊び・温泉・ショー』をブラッシュアップしながら、多種多様なイベントを展開するとともに、食事やサービスの向上に努め、お客さまの満足度を高めていきたい」と述べた。
 同社では本年度、5年ぶりに1年を通して制限がないため、さらなる伸びを期待。今年1月から福島空港に台湾便が就航したことを受け、県と連携しながら、訪日外国人(インバウンド)の需要にも応えていく考えも示した。
 また新型コロナウイルスの感染拡大によって、着工を延期した新ホテル「カピリナタワー」については、現時点で新たな公表はないとしている。
 (写真:決算について記者会見をする下山田常務=中央=ら)

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