いわき東署は28日、市内の20代男性が架空請求詐欺の被害に遭い、80万円をだまし取られたと発表した。
同署によると、男性のスマートフォンに13日午前、NTTの職員を名乗る男から連絡があり、「登録しているサイトに未納料金が30万円ある。支払わないと裁判になる」と告げられ、電子マネーカードを購入するよう要求してきた。
男性は話を信じ、コンビニエンスストアで30万円分の電子マネーカードを買った後、そのカード番号を伝えた。
さらに男性には、内閣セキュリティーセンターと名乗る男が「他にもサイトの未納料金50万円ある。このことを誰かに話すと罰金になる」と電話してきた。男性は再びコンビニエンスストアで50万円分の電子マネーカードを買い求め、その番号も教えてしまった。
翌14日に不審に思った男性が警察に相談し、事件が発覚した。同署は「電話で現金を要求されることはない」「電子マネーカードの番号は相手に教えない」と注意を呼びかけている。
(資料写真:いわき東署=同署ホームページより)
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