ひまわり信用金庫(本店・平字二町目)の第101期通常総代会が24日、鹿島町久保のパレスいわやで開かれた。同期(2022年4月1日~23年3月31日)の業務報告などが行われ、経常収益は前期比2億9800万円増の28億4600万円、経常利益は同2億1200万円増の7億100万円、当期純利益は同2億570万円増の5億6400万円で、11期連続の黒字決算を達成したことが報告された。
役員改選では、これまで10期にわたり理事長を務めた台正昭氏(81)が会長に昇任し、新たに信金中央金庫出身で同金庫経営企画部長の上條博英氏(67)が理事長に就任することが承認された。任期は残任期間の1年。
上條氏は青森県出身。青山学院大経営学部卒。1981(昭和56)年に全国信用金庫連合会(現信金中央金庫)に入庫。審査部長、総務部長などを歴任した。今年2月にひまわり信用金庫に転じ、4月から経営企画部長を務めていた。
台氏は遠野町出身。平商業高卒。2005(平成17)年に理事長に就任し、経営改善に尽力。理事長交代について、環境の変化が激しい金融業界への対応など、昨年100周年を迎えたことを区切りにした。
上條氏は「身の引き締まる思い、信用金庫での経験を生かし、地域になくてはならない金融機関としたい」と述べ、台氏は「地域や取引先、職員の皆さまの協力で、100周年を迎えることができたことに感謝したい」と話している。
(写真:業務報告や役員改選が行われた総代会)
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