勿来町窪田の國魂神社で、今年も風鈴とこけ玉を飾った「風鈴参道」がお目見えし、涼しげな音色が境内を包み込み、参拝客を楽しませている。
この取り組みは2021(令和3)年から、夏詣の一環で行っている。東京・浅草神社が提唱する夏詣は、年の半分を無事過ごせたことへの感謝とともに、もう半年の無病息災を願い、神社に足を運んでもらうことで、日本の文化・風習に触れる機会としている。
風鈴は40mの参道に約650個取り付けられたほか、今年は新たに「夏音(なつね)のき」と銘打ち、境内のもみの木に約400個をあしらい、季節手水(ときてみず)とともに、華やかな雰囲気を演出している。
8月18日まで。期間中は2種類の特別な夏詣御朱印(初穂料500円)や、限定のお守りを頒布する。禰宜(ねぎ)の宮川淳さん(46)は「今年の猛暑と言われているので、夏詣を通じて身も心も涼しんでもらえれば」と話している。
(写真:風鈴とこけ玉を飾った参道)
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