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いわき市議選 定数37に対して54人が立候補意欲か 流動的な部分残るも

 任期満了に伴う市議選(9月1日告示―8日投開票)について、流動的な部分は残るが、定数37に対し、少なくとも54人が立候補に意欲を持っていることが分かった。市選挙管理委員会(市選管)は6日、新たに3陣営(現職1陣営・新人1陣営と匿名1陣営)が関係書類を受け取ったと明らかにした。
 7月11日の立候補予定者説明会には、51陣営(現職32陣営・元職1陣営・新人16陣営と匿名の2陣営)が参加していた。市議選の過去最多の出馬は、1990(平成2)年の1市1選挙区になって以降、2000年(定数42)の51人。
 <市議選の概要発表 確定は午前0時か>
 市選管は6日、市議選の概要について発表した。9月2~7日に市内17カ所に期日前投票を設けるほか、同8日は午前7時から市内135カ所で投票が始まる。勿来地区8カ所と遠野、小川、三和、田人、川前、久之浜・大久地区のすべては午後6時まで、平、小名浜、常磐、内郷、四倉、好間地区のすべてと勿来地区の13カ所は同7時まで。
 開票は同8日午後8時から、平下荒川の市立総合体育館で行われる。今回は多数の候補者が予想され、案分票や疑問票の取り扱いに正確さを期すため、有効票の2回点検を実施。開票確定予定時刻は同9日午前0時で、前回の市議選より約1時間遅い見込み。
 当日の投票所のうち、昨年10月の県議選との変更点は、田人地区が5カ所から4カ所(上黒田区集会所→田人ふれあい館に統合)になる。また内郷地区では、同9月の台風13号に関連した記録的大雨で、水害による使用不可だった宮小体育館が再開する。
 投票所の場所が変わるのは、内郷地区で医療センター看護専門学校体育館が御厩小体育館、高坂保育所が高坂集会所。
 昨年10月の県議選では小川地区で、車両による移動期日前投票所を試行的に運用したが、今回の市議選から本格導入を決定した。同じく小川地区で実施し、9月4日に野々志公民館(午前10~11時)、江田・牛小川集会所(午後1~2時)、牛小川踏切前(同2時半~3時)に予定する。
 障がい者に対する投票機会の確保も進め、視覚障がいで1、2級の身体障がい者手帳を有している人には、通常の通知はがきと別に、音声コード付き「選挙に関するご案内」を送付する。
 ポスター掲示場は市内598カ所に設ける。最大で57人までの立候補に対応できるよう、看板全体の横幅は約8・65mとした。
 いわき市の有権者数(6月1日現在)は26万1309人(男性12万7752人・女性13万3557人)。前回の市議選の投票率は44・77%で、コロナ禍も影響して、市議選としては過去最低を記録した。
 (写真:市議選の概要について説明する市選管の飯間委員長)

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