小名浜の市観光物産センター「いわき・ら・ら・ミュウ」で14日、いわき地方の郷土芸能・じゃんがら念仏踊りが披露された。お盆休みとあって、館内は県内外から訪れた多くの人たちでにぎわっており、小気味よいリズムにたくさんの拍手が送られた。
じゃんがら念仏踊りは新盆供養として伝わる鎮魂の舞で、小名浜じゃんがら踊友会が協力して行われた。同会は市内のみならず、東日本大震災の復興支援に感謝した交流として、沖縄やブラジル・リオデジャネイロでも踊っているほか、地元の中学生向けの指導も展開している。
会場の西口広場は心地よい潮風とともに、太鼓と鉦(かね)の音に包まれていた。
(写真:来館者を前に披露されたじゃんがら念仏踊り)
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