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パリ・パラ五輪開幕 視覚障害者柔道の半谷(平出身)9月5日に登場
【パリ=読売取材団】28日のパリ・パラリンピック開会式は五輪と同様、夏季大会では史上初めて競技場外で行われ、華麗なパフォーマンスが披露されるなか、選手たちは堂々と入場した。
選手らが船に乗ってセーヌ川を「行進」したパリ五輪と同様に、パラリンピックの開会式もスタジアム外で行われた。パリ中心部、コンコルド広場に立つオベリスクの足元に設置されたステージで、式典は始まった。
日本も陸上男子の石山大輝(順大院)と競泳女子の西田杏(シロ)を旗手に選手らが笑顔で行進。最後は「オー・シャンゼリゼ」などが流れるなか、開催国フランスの選手らが登場し、167カ国・地域と難民選手団の入場を締めくくった。(読売新聞社配信)
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パリ・パラリンピックには、いわき市関係として、視覚障害者柔道女子48kg級(J1=全盲)に平中平窪出身の半谷静香(36)=トヨタループス=が出場する。
初のメダルを懸けた競技は、5日午前10時(日本時間同日午後5時)から始まる。
(写真:開会式で打ち上げられた花火=木佐貫冬星撮影 読売新聞社配信)