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いわき駅前で鳴き砂に触れよう 恒例イベント「プラージュ」開幕 フラの披露も
NPO法人いわき鳴き砂を守る会(桶田隆司理事長)主催の「いわきプラージュ2024」が13日、いわき駅前多目的スペースで始まった。入場無料。15日まで。NPO法人福島SAND―STORY(笠間浩幸代表理事)共催、市、市教委、いわき民報社などの後援。
フランス語で浜辺を意味する「プラージュ」の名を冠したイベントで、市内で確認されている鳴き砂の体験や砂遊びを通し、子どもやその家族が海に足を向けるきっかけとなるよう、そして鳴き砂を保つために必要な海洋環境保全の重要性を学んでもらおうと、毎年開かれている。
会場には、オーストラリア・ブリスベンの海岸から運んだホワイトサンドの砂場をはじめ、SAND―STORYの職員との砂像作成や、豊間海岸などの鳴き砂をすりこぎ棒で鳴らす体験ができるほか、動物や建物の下絵をもとに砂絵をつくるコーナーが設けられた。
開会式では、いわき短大附属幼稚園の年長園児約30人がダンスや開会宣言、シャボン玉といったパフォーマンスを披露したあと、いち早く砂遊びを体験。園内にある砂場とは違った手触りに「サラサラと砂を触れて楽しかった」「いつもと違う砂で気持ちよかった」と笑顔を見せていた。
時間は午前9時からで、14日は午後5時、15日は午後3時まで。このうち14日は午前11時から平商業高、午後2時から好間高OG、15日は午前10時から東日大昌平高がフラダンスを披露する。問い合わせはいわき鳴き砂を守る会=電話(27)5728=まで。
(写真:ホワイトサンドの砂場を楽しむ園児たち)