県写真連盟いわき支部の元支部長で、アマチュア写真家として活動してきた丹野稔さん(71)=平谷川瀬=宅の庭に真っ白なヒガンバナが突如咲き、親族や友人たちを驚かせている。
発見したのは9月28日で、何気に庭を見たところ、草の間から赤いヒガンバナとともに白い花が咲いているのが分かり、ふと近寄ってみてビックリ。早速、親族や友人に知らせて話題となった。
平中山の園芸店「HARVEST-はあべすと-」の代表で、園芸ソムリエなど多方面で活躍する芦沢久美子さん(50)によると、「突然変異や(2倍体の)種子から白い花が生まれることもあるが、ヒガンバナは球根(鱗茎)で増えるクローンなので普通はありえない」。白系の品種もあるが東北にはなく、鳥か何かが運んできた、または近年の気候変動が影響して白化した可能性も捨てきれず、「とても珍しい」そう。
生まれて初めて見たという丹野さんは「何か良いことがありそう。宝くじでも買おうかな」とうれしそうに笑顔を浮かべ、真っ白に咲き誇る花を見つめていた。
(写真:真っ白なヒガンバナを見つめる丹野さん)
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