秋の神宮球場を目指す「第55回明治神宮野球大会・第16回東北地区大学野球代表決定戦」(南東北大学・北東北大学・仙台六大学野球連盟主催)は26、27の両日、ヨークいわきスタジアムで開かれる。
東北地区3大学野球連盟の秋季リーグ戦優勝校(開催地枠として南東北は2校)が出場してトーナメント戦を開き、優勝校は11月20日から神宮球場で開催する全国大会に出場する。
代表決定戦がいわきで行われるのは3年ぶり3回目。今大会には2年連続5回目の優勝をめざす富士大(北東北連盟)、2年ぶり3回目の優勝をめざす仙台大(仙台六大学)、出場12回目で2018年以来6年ぶり2度目の優勝をめざす東日本国際大と開催地枠の東北公益文科大(秋季リーグ2位)が出場する。
東日本国際大は26日午前11時半から、1回戦第2試合で仙台大と対戦する。一昨年の大会では決勝でぶつかり、4―6で惜敗した相手だ。
先の秋季リーグ戦は、8戦全勝の東北福祉大と9勝2敗1分けの仙台大が勝ち点4同士最終戦で対戦し、仙台大が2連勝して逆転優勝した。MAX150km超の渡辺一生(3年)と佐藤幻瑛(2年)、1年生ながら秋季リーグ戦でMVPを獲得した145km左腕大城海翔らを擁する強力投手陣を誇る。決勝は27日午前10時から。
これに対し、秋季リーグ戦5割5分2厘で首位打者の斎藤匠(4年)、打率2位で本塁打1、二塁打4の柴晴蒼(1年)や規定投球回未満ながら防御率0・96の永井龍樹(3年)、同1・45の谷地亮輔(同)、6月の大学野球選手権で好投した藤井優矢(4年)らを擁する東日本国際大がどう戦うかが見もの。
(表:東北地区大学野球代表決定戦のトーナメント)
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