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小名浜道路 来年夏ごろ開通へ 常磐道まで所要時間短縮で物流進展期待
県は3日、東日本大震災・東京電力福島第一原発事故からの復興を支える県の「ふくしま復興再生道路」として、小名浜港と常磐道を結ぶ自動車専用道路「小名浜道路」の開通時期について、2025(令和7)年夏ごろと発表した。
小名浜道路は泉町を起点に、添野町を経由し、山田町に至る全長8・3kmの区間で、2016(平成28)年度から工事が始まった。完成すると、小名浜港から常磐道までの時間が13分となり、いわき湯本IC(インターチェンジ)、またはいわき勿来ICを利用する場合と比較して、どちらも時間は半分以下になる。また小名浜港が重要港湾に位置付けられているため、国際コンテナ規格の車両が通行できる設計としている。
内田市長は県の発表を受け、「小名浜道路の整備に向けたスケジュールが示されたことは大変ありがたく、ご尽力をいただいた県をはじめ、関係する皆さま方に深く感謝申し上げます。本市の物流の進展が大いに期待され喜ばしい限りです」とコメントしている。
(画像:県が公表した小名浜道路の新たなポスター)