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いわき市議会12月定例会 一般質問3日目の答弁から 教育日本一や消防団など
市議会12月定例会は11日、一般質問が続いた。紙面から3日目の主な市の答弁を紹介する。
<本市の教育が「日本一」を目指すならば、学習指導要領が示す以上の大きな構想を構築すべきでは>
内田市長 本市の未来を切り開く人材を描き、必要なプログラムを、(あるべき未来を描き、そこから逆算して現在の施策を立てる)バックキャストで考えていく段階に突入している。そのため2021(令和3)年に策定した市教育大綱の検証・見直しも必要と考えている。
<市長選で有権者と交わした公約について、どのように対応していく必要があるかを示せ>
内田市長 市長として、市民福祉の増進に向け、全力を尽くして市政運営のかじ取りを行っている。その中で市民の皆さまからの負託に応えるべく、公約実現に向けて、真摯(しんし)に誠意をもって努力していく。
<消防団員の確保に向けて>
谷野真消防長 特に20代の団員が少ないことから、入団促進に向け、市内の大学生や専門学生を対象とし、消防団に対する印象や認知度に関するアンケートを実施した。また大学生などで組織された機能別消防団について、他自治体の先進的な事例を参考としながら、本市でも検討している。
<災害廃棄物を巡り、平時から住民が主体的に設置する)災害用地域臨時集積所の状況は>
斉藤和哉生活環境部長 11月末現在、68件の届け出が提出され、うち14件は登録の完了済み。残り54件は関係機関と協議を進めており、12末までに終える見込み。各地区が選定した場所のうち、7割が公園などの公有地。個人所有の空き地や、地区が管理する集会所の敷地なども選ばれている。
(資料写真:いわき市議会)