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お気に入りのアンコウ鍋見つけて いわき市総合観光案内所 マップ配布中
いわきの冬の味覚アンコウが旬を迎え、市内の飲食店でアンコウ鍋が人気となっている。いわき市総合観光案内所は22店舗の情報を集約した「あんこう鍋マップ」を作成し、今月下旬から紙版の無料配布を始めた。
A4版カラーで「いわき駅周辺」と「小名浜地区」の2種類。地図上で提供店を表示し、裏面には各店舗の住所や連絡先、予約の要否や料金、提供期間のほか、アンコウと野菜の水分のみで調理する、どぶ汁提供の有無などを掲載している。小名浜の裏面には、常磐・豊間・植田地区の情報も載せている。
郷土料理「あんこうのどぶ汁」は文化庁が推進する100年フードに選ばれており、2021(令和3)年度には「未来の100年フード部門~目指せ、100年!~」に認定。名称の由来は諸説あり、「全て」の意の「どぶ」との説や、あん肝から出る汁でスープが濁り、酒のどぶろくに見えることが由来との説があるという。
同案内所を運営している、いわき観光まちづくりビューローの市観光サイト<こちら>には「あんこう鍋を召し上がれ!」と題する特集コーナーを掲載。アンコウ鍋の魅力や、提供する飲食店のほか、宿泊施設、ネット通販などを紹介している。
(写真:「あんこう鍋マップ」を持つスタッフ)