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要人に聞く2025<4>いわき市社協・荒川会長 いわき青年会議所・熊田理事長

 いわき民報社では2025(令和7)年の幕開けに合わせ、いわき市の各種団体代表8人にインタビューした(4回目=終)。
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 荒川正勝 いわき市社会福祉協議会長
 令和6年元日、能登半島地震が発生。さらに、9月の豪雨により石川県を中心に大きな被害が発生したことは、記憶に新しいところです。本会では発災直後から情報収集に努め、支援物資、義援金のとりまとめ、車両貸与、職員派遣などを通じ、復旧に向けた活動支援を行って参りました。
 被災された方々のニーズが日々変化する中で、あらためて互いに助け合い、支え合うコミュニティの重要性を強く感じました。また近年、少子高齢化や核家族化の進行、特に一人暮らし高齢者の増加が著しく、今後一層その傾向が進むといわれており、本市においても例外ではありません。
 このような中、世代や背景が異なるすべての住民がつながりを育み、誰もが支え合いながら安心して暮らすことができる「ともに生きる豊かな地域社会」が望まれます。
 本会はその実現のため関係機関・団体とも連携しながら、一層の生活支援活動による強固な地域コミュニティの構築に努力して参ります。本年も市民の皆様の変わらぬ御支援と御協力をお願いいたします。
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 熊田哲也 いわき青年会議所第21代理事長
 2024年にいわき青年会議所は創立20周年を迎え、2025年はその節目を踏まえた新たな1年となる。まずは私たちの活動の柱である青少年育成事業を深化させ、子どもたちに先端技術に触れる機会を提供し、ふるさとを担う世代の将来を支えていければと思う。
 今秋には4年に1度の市長選を控えており、テーマごとに候補者が主張を繰り広げる公開討論会を計画している。特に主権者教育の観点から、地元の高校生にも協力してもらい、質問事項の検討など一緒にやっていく。若年層の投票率も課題となっていることから、少しでも自分たちの街に興味を持ってもらいたい。
 まちづくりの観点としては、現在も開催中のイルミネーションいべんと「イルミエールいわき」を継続する。いわき駅前にとどまらず、市内各地が会場となっており、変わらず多くの人が足を運ぶにぎわい創出に努めていく。
 組織としても会員相互の連携を深めるとともに、若い会員が増えてきていることから、これまでの伝統を継承し、持続可能な活動に取り組んでいきたい。
 (写真:荒川会長=左=、熊田理事長)

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