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いわき市で成人式 3千人が門出の日「誰かの支えとなる社会人へ精進」
いわき市の2025(令和7)年成人式は12日、市内12カ所の会場で開かれた。今年は2004(平成16)年4月2日~05年4月1日の間に生まれた人で、3067人(前年比58人減)が対象となった。
このうち常磐地区の式典はホテルハワイアンズで行われ、約230人が参加。内田市長が「これまで周りの家族や友人の支えがあり、人と人とのつながりを実感していると思う。成人式の節目に、改めて感謝の気持ちをかみしめてほしい。いわき市の発展には若い皆さんの力が必要。ぜひ大切なふるさと・いわきのため、一緒に考え、行動していただくことを願っている」と激励し、塩田美枝子市議が祝辞を述べた。
新成人を代表し、大竹蒼空さんが記念品を受け取った後、小平琉太さんが「私たちは二十歳という大きな節目を迎えました。学生として勉強中の人、社会に出て日々奮闘している人、まだ将来の道に迷っている人、それぞれの立場で頑張っています。その中でさまざまな壁を乗り越えながら、目標に向けて少しずつ歩み続けています。いままで培った知識と経験を生かし、誰かの支えとなる社会人になれるように精進してまいります」とあいさつした。
式典終了後には、中学時代の恩師を囲んでの歓談が催され、参加した新成人は久しぶりに再会した旧友を交えながら大いに盛り上がった。
(写真:常磐地区の式典で代表あいさつに立つ小平さん)