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「いわき四倉風力発電所」運転開始 北海道の北拓 今後は人材育成も

 風力発電機のメンテナンスなどを手掛ける「北拓」(本社・北海道旭川市)が、2022(令和4)年2月から四倉町のいわき四倉中核工業団地の福島支店で準備を進めてきた「いわき四倉風力発電所」が完成し、昨年12月26日から運転を開始した。同社が14日に発表した。
 同社によると、発電所の出力規模は1970kwで、年間の発電量は一般家庭の約1037世帯分の年間消費電力量に相当する約433・2万kw。売電先は東北電力となり、年間で約2253tの二酸化炭素を削減できる見込みだ。
 同社では自社のメンテナンス技術員のトレーニングに加え、研究施設で試作した部品の実証試験に活用するほか、地元企業と連携した高度技術開発といった試験などにも役立てたいとしている。
 「今後も地域の皆さまのご支援を受けながら安心・安全な発電所運営に努め、再生可能エネルギーによる持続可能な社会づくりに貢献したい」とコメントした。
 また、市では地域の風力関連人材の育成事業の活用、そして地域企業の参入促進など地域経済の活性化をけん引する存在として期待を込めている。
 今後は風力産業に関心のある市内企業を対象に見学会を催す予定。参加想定数は20人程度で、調整が整い次第、市のホームページなどで案内する。
 (写真:いわき四倉風力発電所)

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