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マルト 「お弁当・お惣菜大賞」5年連続入賞の快挙 2品が優秀賞に輝く
全国のスーパーやコンビニエンスストア、専門店などの優れたお弁当やお惣菜を選ぶ「お弁当・お惣菜大賞2025」(全国スーパーマーケット協会主催)で、いわき市や茨城県でスーパーマーケットを展開する「マルト」(本社・勿来町窪田、安島浩代表取締役社長)が出品したお寿司、スイーツなど2つの商品が優秀賞に輝き、3商品が入選した。
マルトの入賞は5年連続という快挙で、15日に平字尼子町のSC平尼子店で行われた受賞報告会では、それぞれの担当者が喜びの声を挙げた。
お弁当・お惣菜大賞は、全国のスーパーマーケットや専門店、コンビニエンスストアなどの商品を対象に、おいしさやテーマ・コンセプト、原材料のこだわりなどが審査される。今年で14回目を迎え、計1万5256件がエントリーした。
マルトからは寿司部門の「常磐ものづくし」、スイーツ部門の「まっしろけーき」が優秀賞に輝き、丼部門の「びっくり!!大きな穴子天丼」、麺部門の「天つゆで食べる!ごま油香るビビンバうどん」、弁当部門の「ひとしおLab監修『タンドリーチキンプレート』」が入選となった。
常磐ものづくし(税込み1491円)は、いわきで水揚げされた〝常磐もの〟に特化。市の魚のメヒカリをはじめ、アジ、ヒラメ、スズキといった旬の白身魚、小名浜海星高の実習船「福島丸」が水揚げしたマグロをにぎった。まっしろけーき(同951円)は、土台のケーキのみというシンプルさで、それぞれの〝ハレの日〟に合わせて自由にデコレーションできるのが特徴だ。
穴子天丼(同647円)は見た目のインパクトとともに、1本1本手揚げしたアナゴのボリューム感が楽しめ、焼いた「いわきネギ」が添えられているのもウリ。ビビンバうどん(同378円)は夏季限定商品で、キムチベースの味付けに、のど越しが良い讃岐うどんを採用。タンドリーチキンプレート(同539円)は、市の管理栄養士で結成された「ひとしおLab(ラボ)」が考案した逸品で、塩分を抑え健康に配慮されている。
受賞報告会では、商品の担当者たちが商品の特徴とともに開発の苦労、そして受賞の喜びを伝え、同社では5年連続の受賞を機に「さらなる地産地消や健康を考えた商品の開発を進めていきたい」としている。
それぞれの商品は、取り扱い店舗や販売時期が異なる。
(写真:5年連続の受賞を喜び、「5」の手で商品を囲むマルトの担当者)