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いわき市の下水管 目視で異常ないと確認 埼玉の道路陥没踏まえ
埼玉県八潮市で起きた下水道管の破損が原因とみられる大規模な道路の陥没事故を受け、いわき市でも目視による緊急点検を実施し、異常がないことが確認された。
国土交通省では、▽晴天時に1日あたり最大で30万トン以上の下水処理が可能な処理場につながる▽管の直径が2m以上――の下水管を調査するよう要請。市下水道事業課によると、市内には両方の条件を満たす下水管はないが、平地区や小名浜地区に直径または内幅が2m以上の合流管(総延長9km)が整備されており、その上を走る道路にひび割れなどの問題がないかを調べた。
緊急点検は1月31日から2月3日にかけて行われた。
八潮市の陥没事故は1月28日に発生し、走行中のトラックが転落。70代の男性運転手の安否は分かっておらず、消防や自衛隊が救出作業を進めている
(資料写真:いわき市役所本庁舎)