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自治体で判断分かれる震災の追悼式 内田市長「遺族一人でも参列する限り継続」
自治体による東日本大震災の追悼式典が年々減少している中で、いわき市について、内田市長は「ご遺族のご参列者がお一人でもおられる限り、この式典はずっと続けていく」との考えを表明した。
内田市長によると、市内で亡くなった468人の御霊を追悼するとともに、未曽有の災害を経験したことは、いくら時間が経過しても風化させてはいけないとする。その上で「命・暮らしを守る防災対策をしっかり進めていく」と話している。市では従来、年度ごとに追悼式典を実施するかどうかを決めてきた。
(写真:11日に行われたいわき市の追悼式)