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いわき震災伝承みらい館 原発事故扱った初の企画展 あらためて学ぶ機会に

 薄磯三丁目のいわき震災伝承みらい館で、東京電力福島第一原発事故をテーマにした企画展「福島第一原子力発電所で起こったこと・起こっていること」が開かれている。
 同館では東日本大震災の記憶と教訓を後世に伝えることで、防災意識の醸成を図っており、今回は原発事故を知らない世代も含め、多くの人に事故の原因や影響、現在の状況などについて考え、共有する機会にしてもらおうと、企画展では初めて原発事故を扱った。
 会場には20点のパネルが並んでおり、原発の仕組みや事故当時の様子とともに、溶け落ちた燃料(デブリ)の取り出しなど廃炉の姿を、平易な表現やイラストを用いて分かりやすく紹介。原発や放射能などに対する素朴な疑問を、クイズ形式で考えてもらうハンズオン展示も行っている。
 展示にあたって、同館では震災から14年が経過し、日常生活から原発事故の影は薄れつつあると指摘。廃炉を国や東電に任せるだけではなく、あらためて一緒に学んでほしいと呼びかけている。7月31日まで。入場無料。
 (写真:原発の仕組みや事故当時の様子などを紹介するパネル)

PR:いわき市北部地域を中心に、児童養護施設、老人保健施設、特別養護老人ホーム、ケアハウスをはじめ、診療所とデイケア、デイサービス、居宅介護支援、訪問介護、訪問リハビリと多種多様な福祉、医療事業を展開。

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