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小名浜なのに暑い!6月観測史上1位の34・5度 アクアマリンには涼求める人

 17日のいわき地方は朝からぐんぐんと気温が上がり、小名浜で午前10時5分に6月としては1910(明治43)年の観測開始以降で最も暑い34・5度(2位は91〈平成3〉年6月27日の33・6度)を記録するなど、今年初の真夏日となった。
 福島地方気象台によると、東日本では高気圧に覆われており、南からの温かい空気に加え、小名浜では海風が入らなかったことから一気に気温が上昇したとみられる。内陸部の山田では33・4度(午前11時31分)となった。
 うだるような暑さとなった小名浜では、エアコンの効いた商業、観光施設で暑さをしのぐ市民や観光客の姿がみられ、ふくしま海洋科学館「アクアマリンふくしま」にも『涼』を求める来館者が。
 涼やかな水槽のなかでも冬には海面水温が0度近くまで下がる、オホーツク海などの冷たい親潮海域の環境を再現した「親潮アイスボックス」コーナーは大人気。涼やかな環境のなか、約90種もの珍しい生きものが展示されており、来館者たちは冷たい水槽を悠々と泳ぐ『流氷の天使』こと、クリオネ(ハダカカメガイ)や愛らしい形のナメダンゴを見ては心を癒していた。
 山形県山形市から観光で訪れた親子連れは「あまりの暑さにビックリした」と一瞬目を丸くしながらも、同コーナーの生きものを眺めて涼しげな表情を浮かべていた。
 (写真:クリオネを眺める子どもたち)

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