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踊るこころの思い紡ぐ 8月17日「フラガールズ甲子園」全国20チーム出場

 フラガールのふるさとで、全国の高校生がフラ・タヒチアンを競い合う「文部科学大臣杯 2025年全国高等学校フラ競技大会『第13回フラガールズ甲子園』」が8月17日、いわき芸術文化交流館「アリオス」アルパイン大ホールで開かれる。
 本年度は、2011(平成23)年に東日本大震災・東京電力福島第一原発事故の災禍を乗り越え初開催を実現してから15周年の節目を迎える中、県内外から20チームがエントリーしており、それぞれ日ごろの練習の成果を披露して日本一を目指す。
 フラガールズ甲子園は、2023(令和5)年8月に亡くなった初代フラガールのリーダー小野恵美子さんが発案。小野さんはフラの魅力とともに、ひたむきにステージと向き合う『踊るこころ』の精神を広げるため、高校生に切磋琢磨してほしいとの思いを込めたという。
 エントリーした20チームのうち、いわき市からは、前回大会で最優秀賞に輝いたいわき湯本に加え、いわき支援、平商業、いわき総合、磐城一の計5校が出場を決めた。
 また部活動の地域展開を見据え、合同チームに対する門戸を拡大。本年度は初めて参考ながら審査の対象とし、来年度から規定の見直しを予定する。こうした点を踏まえ、山形県から地元のフラ教室に通う高校生による「Yamagata フラガールクラブ Pilina(ピリナ)」も参加する。
 開会式は午前11時から。大会のステージは5曲から1曲を選ぶ課題曲と、フラ・タヒチアンから1曲を選ぶ自由曲に分かれ、部門ごとに各50点の計100点で審査する。
 総合1位は最優秀賞・文部科学大臣賞(初代フラガール小野恵美子賞)に輝くほか、同2、3位は優秀賞、同4~6位には特別賞が贈られる。大会翌日の8月18日には、スパリゾートハワイアンズで入賞校によるエキシビションを開催する。
 チケットは7月2日午前10時から、アリオスチケットセンターで取り扱いを開始する。1階席2500円、2階席2000円、3階席1500円。車椅子席は実行委員会=電話(68)8282=へ。
 地元関係者で構成する主催の実行委員会は16日、市役所本庁舎で大会概要を発表した。鈴木常雄実行委員長は「小野恵美子さんが掲げた『踊るこころ』を胸に、高校生たちには互いを思いやりながら、素晴らしいステージを築いてほしい」と述べ、本年度も大会の成功を誓った。
 (写真:本年度も大会の成功を誓う実行委員会メンバー)

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