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小名浜・相馬屋 制限なく政府備蓄米の販売始まる 21年の栃木県産「あさひの夢」

 小名浜大原の米問屋・相馬屋(佐藤守利代表取締役)は16日、政府備蓄米の販売を始めた。銘柄は2021(令和3)年の栃木県産「あさひの夢」。1袋5kg・1890円(税込み)で、購入制限は設けていない。
 同社には、精米技術や玄米鑑定など優れた技能を持つ「五つ星お米マイスター」(日本米穀商連合会認定)が在籍しており、政府備蓄米の味に問題はないとしている。
 今年5月に政府が随意契約で放出した備蓄米を12t契約し、15日に到着した。米問屋としての利点を生かし、自社で品質を確認する「メッシュチェック」を行っているため、再度の袋詰めが必要ないことから、日本農林規格(JAS)による産地などの表示も可能となっている。
 現時点での取扱量は2160袋。8月末までに販売する必要があるが、状況に応じて追加していく。あさひの夢はやや大粒で、さっぱりとした味わいが特徴。粘り気が少ないため、おかずの味を引き立てるという。なお同社ではよりおいしく食べられるよう、洗米や炊飯について店頭で伝えている。
 佐藤社長は「コメ高騰によって、市民の方々も大いに不安を覚えたと思う。ぜひ皆さんに安価でおいしいお米を食べていただきたい」と話している。
 営業時間は午前9時~午後6時。日曜・祝日定休。問い合わせは同社=電話(73)0078=まで。
 (写真:相馬屋で販売が始まった政府備蓄米)

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