いわき市のガソリンギフト券にプレミアム付与 先行販売好調で予定数量上回る

　市民に向けた物価高対策として、市がガソリンギフト券に独自のプレミアムを上乗せした「いわき市ガソリン・灯油等購入支援事業」が好調に推移している。
　１８日から市内５カ所のスーパーマーケット・マルトで先行販売されているが、市産業チャレンジ課によると、予定していた３万セットを超えたため、一般販売分から在庫を補充して対応している。
　購入支援事業にあたっては、政府の予備費に市独自の予算を充て、市議会６月定例会で補正予算を成立させ、２億１９２２万８千円の事業費を計上。全国石油業共済協同組合連合会が発行するガソリンギフト券に、５０％のプレミアムを付与しており、４千円で６千円分を購入できるようにした。
　全体の販売数量は８万３千セット。先行販売はマルトＳＣ草野店、ＳＣ城東店、ＳＣ高坂店、ＳＣ君ヶ塚店、ＳＣ中岡店で実施しており、当初は無くなり次第終了だった。
　同課の担当者は「予想以上の売れ行きとなっており、31日まで取り扱えるようにした。まだの方はぜひお買い求めいただければ」と話している。時間は午前10時から午後５時まで。
　８月１日からの一般販売は、いわき市のガソリンスタンド48カ所で（予定販売数量に達するまで）。利用は市内では７０カ所で可。
　購入にあたっては、無料通信アプリ「ＬＩＮＥ（ライン）」の市公式アカウントによる「スマホ市役所」のチェック機能を活用し、運転免許証等で市民であることを確認してもらう。スマホ市役所の友達追加はガソリンスタンド店頭でも、ＱＲコードを読み取ってできる。
　詳しくは市ホームページ＜こちら＞まで。
　（写真：市内５カ所のマルトで先行販売しているガソリンギフト券）