任期満了に伴う市長選(7日投開票)の候補者3人の横顔を紹介する。届け出順に、3回目は2期8年務めた前職・清水敏男氏(62)=常磐関船町=。
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一市民として新たな市政を見届けよう。4年前、3期目の挑戦に敗れた際の気持ちに偽りはない。しかし現市政のトップに対し、「彼はいわき市をどうしたいか見えてこない」と感じるようになった。
やがていわき市を代表する企業が撤退を表明し、水道局職員の官製談合事件が明るみに。文部科学省出身の市長と教育長でありながら、市立学校で重大事態とされるいじめが発生しながら報告まで2年かかったことにはショックを受けた。
「はじめは可もなく不可もない評価だったが、いまははっきりと不可と言える。いわき市は『停滞』している」。活力のあるいわき市を取り戻そうと、再び立ち上がると決めた。
ワクワクするいわき市を。自らが営業本部長として、企業誘致からイベント招へいまで奔走すると誓う。
趣味は新たに始めたそば打ち。「周りに『おいしいね』と言ってもらえるようになった」と笑う。また健康をより意識し、糖質オフで15kg以上のダイエットに成功した。
(写真:報道各社のインタビューに応じる清水氏)
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<いわき市長選 候補者横顔>前職・清水敏男氏 ふるさとのため再び立ち上がる






