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医学生の研修先決める「マッチング」 いわき市医療センター、常磐病院が定員充足
医師臨床研修マッチング協議会は23日、医学部学生が卒後臨床研修先を決める「マッチング」(組み合わせ決定)の結果を公表し、市医療センターの「卒後臨床研修プログラム」が定員12人すべてを満たし、7年連続のフルマッチを果たした。もう一つの「総合診療重点プログラム」も定員2人を充足した。フルマッチは初めて。
新谷史明・市病院事業管理者は「修学資金制度の定着や、医学生への情報提供などの地道な取組みが今回の結果につながったものと考える。今後も研修環境の充実に努め、魅力ある病院づくりを進めていく」とコメントしている。
いわき市ではときわ会常磐病院のプログラムは定員3人を満たし、3年連続フルマッチに。福島労災病院のプログラムは定員3人に対して、2人となっている。
(資料写真:いわき市医療センター)