市は25日、栃木県宇都宮市の50代男性に対し、いわき市田人町荷路夫の国道289号沿いに不法投棄したとして、除去を求める行政処分を出した。
市廃棄物対策課によると、男性は2020(令和2)年12月上旬ごろ、同町荷路夫字風越の県が管理する駐車場に、人体に有害なポリ塩化ビフェニル(PCB)を含む廃プラスチックや金属など約25・1平方mを捨てたとされる。
男性の不法投棄はその1年後に突き止めたが、県内外で起こした別の不法投棄事件で実刑判決を受けていたため、行政処分まで時間がかかったという。
行政処分では12月26日までの除去に加え、PCBを含むことから許可を受けた業者に委託することを盛り込んだ。
現場は国道289号荷路夫トンネル手前。なお不法投棄に伴う周辺環境への影響は確認されていない。
(写真:ブルーシートで覆われている不法投棄の現場=市廃棄物対策課提供)
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いわき市 栃木の男性に行政処分 田人町にPCB含む不法投棄で






