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15日から予約制の実証運行 小型バスで常磐地区の団地や商業施設など結ぶ
市は15日から、常磐地区の街なかにおける交通課題を解決する実証運行として、区域運行型乗合デマンド交通「NOTTE(のって)じょうばん」を始める。
この取り組みは事前予約制の乗合交通サービスで、常磐地区の団地や商業施設、医療機関などを中心に、68カ所の乗降ポイントを設置。買い物や通院、お出かけなど、日常のちょっとした移動に合わせている。
運賃は一律500円。車両は小型バス2台(定員10人、運転手含む)。利用に制限はない。
期間は来年2月20日まで。毎日運行(来年1月1日を除く)。希望者はコールセンター=電話090(9635)8403=へ。電話予約は利用日の3日前から前日まで(31日、来年1月1日は受け付け休み)。
市と、行政や交通事業者の関係者で構成する「いわき都市圏総合都市交通推進協議会」では、いわき市の地域課題の一つに挙げられる「公共交通空白地域」の解消を議論しており、実証運行の成果を今後に生かしていく。
NOTTEじょうばんは、利用者の予約に応じて、乗降ポイント間を結ぶルートやスケジュールを設定し運行する。運行時間は午前9時~午後3時台(正午台は除く)。午前9時、10時台の便は降車ポイントが「中心エリア」のみとなる。
また乗車特典があり、常磐地区内のマルト(SC湯本店、SC湯長谷店、釜の前店)と連携し、商品と交換するキャンペーンを展開する。
中心エリアの乗降ポイントは次の通り。
▽A=湯本病院前▽B=常磐支所前▽C=湯本駅前▽D=織内医院前▽E=常磐公民館前▽F=マルト湯本店▽G=常磐病院前▽H=マルト湯長谷店前▽I=ヨークベニマル湯本南店
その他の59カ所に関しては<こちら>。
(画像:常磐地区に設定された68カ所の乗降ポイント)