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小名浜製錬の一部稼働停止方針に 内田市長 三菱マテリアルに再就職支援など要望
内田市長は30日、東京都千代田区の三菱マテリアル本社を訪れ、グループ傘下の「小名浜製錬小名浜製錬所」(小名浜字渚)の一部稼働停止方針に対し、従業員の再就職支援と、いわき市での新たな事業展開の検討を要望した。
三菱マテリアルの田中徹也・取締役執行役社長が応対した。いわき商工会議所と県も同席した。
小名浜製錬では来年3月末をめどに、銅鉱石や廃電子基板由来の銅生産を停止する。約580人の従業員のうち、300人程度の希望退職を予定しており、いわき市の経済に与える影響は大きい。中国で銅製錬所が増えるなどの外部環境から、採算確保が難しくなっている点が理由という。
田中社長は要望を受け、「従業員の再就職支援については地元との連携を図り、可能な限り寄り添って対応していく」と説明。「急激な外部変化に耐えきれず、このような結果になったが、小名浜製錬が全停止するわけではなく、今後も生産活動と雇用を含めた地域貢献を継続していく」と語った。
また「新規事業に関しても、地元とも連携して、国への産業振興を働きかけていきたい」と重ねた。
(写真:三菱マテリアルの田中社長に要望書を手渡す内田市長)