米国ハワイと関係のある自治体が集った「第2回日本―ハワイ姉妹州姉妹都市サミット」のパネルディスカッションが21日(日本時間22日)、米国ハワイ州・ホノルル市のヒルトン ハワイアンビレッジで行われた。
会場では日本とハワイの双方の視点から、健康やポップカルチャー、貿易など6つのテーマで討議を繰り広げ、いわき市は国際姉妹都市・米国ハワイ州カウアイ郡との関係を踏まえ、内田市長が「防災レジリエンス(回復力)」のプログラムに登壇した。
内田市長はハワイ州や米国赤十字社の関係者を前に、東日本大震災・東京電力福島第一原発事故と、2度にわたる水害の経験を語り、初動体制の強化を図ってきた現状を示した上で、ハワイの取り組みを含めて意見交換を展開した。
その中では「地域防災に関して、本市に400以上の地域があり、全員がコミュニティに入ることは難しく、災害時のみならず、祭りやイベントなどを通じて、日頃からつながっていてもらうことが重要」と述べ、情報発信にも努めていると説明した。
今回のハワイ訪問ではカウアイ郡との関係強化が実現し、防災に関する知見の共有を盛り込んでいる点も報告した。
パネルディスカッションを踏まえ、内田市長は「ハワイでも非常に防災への関心が高く、パネリストと有意義な意見交換ができた。山林火災への訓練対応や、民間主導による非営利団体の活躍など、われわれも参考になった」と強調する。
今後もこの縁を大切にしながら、さらなる交流を深めていきたいと重ねた。
(写真:ハワイ州や米国赤十字社の関係者らと意見交換した内田市長=左から3人目 市交流推進課提供)
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ハワイで姉妹州・都市のサミット 内田市長「防災」テーマにいわき市の経験語る






