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平二小教諭・滝沢さんマダガスカルへ 現地で教員養成を支援
平二小教諭の滝沢佳奈さん(45)が8月から、国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊員として、アフリカの島国・マダガスカルに派遣される。
現地では教員養成学校で、主に10~20代の若者に算数の教え方を伝えるといい、日本式の教育を通じて国際貢献に努めるとともに、帰国後は海外で得た経験をいわき・福島に還元していく。
14日には市役所本庁舎を訪れ、内田市長に出発前のあいさつを行った。
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マダガスカルはアフリカ南東沖の島国で、大陸側とは約400km離れている。公用語はマダガスカル語とフランス語。
外務省によると、面積は日本の約1・6倍。人口は3196万人(2024年)。主要産業は農林水産業・鉱山業・観光業。日本はバニラの90%をマダガスカルから輸入しているほか、豊富な鉱物資源に関係して日系企業が操業している。
「行ったことがないので、面白そうだと思った」と笑顔で語る滝沢さん。教員生活の多くをいわき市で過ごしてきたが、2021年から3年間はインド・ニューデリーの日本人学校にも赴任しており、異なる環境にも臆することはない。
現地は教員養成のシステムが日本とは異なり、免許がなくても教壇に立つことができるという。だからこそ教員を目指す人にしっかりと学ぶ機会を提供することで、国こそ違えど、自分と同じように小学生の成長に寄り添ってほしいと期待を込める。
初めての異国でも心配はあまりない。マダガスカルには継続して多数の隊員が派遣され、農業分野では稲作の指導、保健分野では栄養改善や看護師の能力向上と多岐にわたって活躍しており、現地に対するノウハウもしっかりしている。
滝沢さんの派遣期間は2028(令和10)年3月まで。帰国後は教員に復帰する予定で、「多くのことを得てきたい」と胸を張る。
内田市長は「内向きな日本人が増えている中で、素晴らしい志だと思う。ぜひたくさんの経験を積み重ね、帰ってきたら子どもたちに伝えてほしい」と激励した。
出発前のあいさつには、JICA二本松青年海外協力隊訓練所の田中理所長、乗松一久・国内協力員、JICA福島デスクの木田麻貴・国際協力推進員が同席した。
(写真:内田市長に出発前のあいさつをする滝沢さん=中央)