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草刈り機を同時運用する自動運転システム 東日本計算センターが開発

 ICT(情報通信技術)サービスや、ソフトウェア設計・開発を手がける「東日本計算センター」(平字研町、鷺弘樹代表取締役)は23日、複数台の草刈り機を同時運用する自動運転システムを発表した。
 除草作業を巡っては従事者の高齢化や慢性的な人手不足、労働災害リスク、維持管理費用の増加などの課題が挙げられ、自動化が求められる現場の一つとなっている。
 このため同社では「複数台を安全かつ効率的に運用する仕組み」を整備しようと、新たなシステムを生み出した。
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 新たなシステムは地域発の産学連携の観点から、福島高専ビジネスコミュニケーション学科・芥川一則教授の研究室が協力。ラジコン仕様の農業機械が自動運転する環境をベースに、河川や空港、公園、農場、鉄道、工場などの除草作業の生産性を向上させる機能を付加した。
 同社では、東京電力福島第一原発事故からの復興の一環で、国内外の研究者が集う拠点として整備された双葉郡浪江町の「福島国際研究教育機構(エフレイ)」の委託事業として、全自動無人林業システムの開発に参画しており、この分野に対する知見を有している。
 発表会が23日、平下大越の夏井川サイクリング公園で行われた。関係者ら約50人が参加し、従事者1人が1台のタブレットで2台の機体を監視・運用する様子を見学した。
 デモンストレーションにあたっては、メーカーに依存しない点に加え、障害物回避や人物検知といった安全機能、DX(デジタルトランスフォーメーション)を活用した作業管理・運用支援について披露した。
 同社の荒川英雄取締役は「一人で刈ることができない広いエリアも(草刈り機を)2台も3台も使って除草できる上、女性でも取り扱うことができる。酷暑と言われる状況の中でも快適な作業が実現するため、建設業や造園業の皆さんに使っていただけるよう、さらに生産性を上げていきたい」と話している。
 (写真:遠隔で同時運用される草刈り機)

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