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いわき市の人材育成事業 「対話型鑑賞」で子どもたちの郷土愛醸成図る
いわき市の次代を担う人材を育成する「いわきアカデミア推進協議会」の新たな取り組みとして、対話型鑑賞プログラム「IWAKI ART JAM(いわきアートジャム)」が3日、いわき芸術文化交流館「アリオス」で始まった。異学年混合とするため、市内の小学5年~高校生を対象にしている。
同協議会は官民連携の組織で、2016(平成28)年からワークショップをはじめとする各種事業を展開しており、本年度からいわきの文化芸術や街なかを舞台に、自由に意見を交わしながら、子どもたちにふるさとに対する思いを深めてもらう。
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対話型鑑賞では作品の解説を一方的に聞くのではなく、参加者が深く観察し、発見や感情を言葉にして他者と共有する。
いわきアカデミアでは「社会人として必要な考える力、コミュニケーションを高める」ことを基本理念の一つに掲げており、対話型鑑賞による正解のない問いから、子どもたちの観察力・思考力・コミュニケーション能力を養う機会を企画した。
対話型鑑賞プログラムは8月の2日間と11月の計3日間を予定しており、初回は原画を棟方志功が手がけた旧平市民会館の緞帳で、いわきアリオスに大型陶板が展示されている「大平和の頌(しょう)」を扱った。
小学生2人・中学生5人・高校生の1人の計8人が参加。即興パフォーマンス集団「6―dim+(ロクディム)」の共同主宰で、好間町出身のカタヨセヒロシさんが務めた。カタヨセさんは、コミュニケーションや表現をテーマにしたワークショップを得意としている。
児童・生徒はいずれも初対面とあって、最初は緊張していたが、カタヨセさんの提案で名前の呼び合いや連想ゲームといったアイスブレイク(場慣らし)で、自然と打ち解け合った。その上で「大平和の頌」を前に、作品の中でどのようなことが起きているかや、自分が受けた感想を披露し合った。
(写真:多様な意見を共有する子どもたち)