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いわき市立美術館 企画展「松本陽子 宵の明星を見た日」開催中

 日本における抽象画の先駆者、松本陽子さん(1936~、東京都出身)の初期から最新作までを紹介する企画展「松本陽子 宵の明星を見た日」が市立美術館で開かれている。同展は東京・府中市美術館、市立美術館、神奈川県立近代美術館の3館を巡回する、松本さんの初となる大規模個展となる。会期は11月1日まで。
  これまでの歩みとして、東京芸術大在学中から明るい色彩による抽象表現と自身の方向性を定め、卒業後はアメリカでロウキャンバス(下地塗りされてないキャンバス)と出会い、帰国後はその素材とアクリル絵画を取り入れ、ピンクを主調にした大画面絵画を制作し、高い評価を得た。
 以降、精力的に創作を続け、1990年代後半から2000年代にかけて油彩画への回帰、「緑」から「黒」「青」への色彩、技法を変化させながら現在に至る。
 館内は、<1>「旅のはじまり1959―1985」<2>「荒野の光1987―1995」<3>「気韻生動2003―2010」<4>「緑をめぐる思考2005―2019」<5>青き明星2012―2026」「ドローイング」に展示構成している。
 23年制作の同展タイトル「宵の明星を見た日」(油彩、木炭、パステル)はじめ、時代ごとの作品45点が飾られている。このうち、市立美術館所蔵の「自然のなかの形象IX」(アクリル絵画、キャンバス)も含まれている。
 時間は午前9時半~午後5時(最終入場は午後4時半まで)。休館は月曜。ただし10月12日は開館(翌13日は休館)。観覧料は一般1000円。
 (写真:「宵の明星を見た日」を鑑賞する来場者)

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