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美空ひばりさんの来市断念「詫び状」展示 12日に平・雲雀乃苑でセレモニー
昭和を代表する歌姫・美空ひばりさん(1937~89年)が、塩屋埼灯台と海を見つめる女性を重ねて歌った『みだれ髪』を巡り、87年にキャンペーンで来市しようとしたものの断念したことを、当時の中田武雄市長に宛てて送った「詫び状」が、地元有志の手で市役所から見つかった。
ひばりプロダクションが5日、明らかにした。
この詫び状の複製を展示するのに合わせ、ひばりさんとの縁を示す平薄磯の「雲雀乃苑」で12日、新装オープニングセレモニーが催される。
『みだれ髪』は87年、大病から復帰した第1作として発表された。作詞はあまたのヒット曲を手がけた星野哲郎さん、作曲は戦後の歌謡界をけん引した船村徹さん。ひばりさんにとって生涯で最も高い音が使われており、彼女の不屈の精神が表れている。
そのキャンペーンで、ひばりさんは87年11月にいわき市を訪れる予定だったが、体調上の理由でかなわなかった。詫び状はそのことを踏まえ書かれたという。
12日のセレモニーでは詫び状の複製展示のほか、ひばりさんといわきとの約40年にわたる関係について案内板を設ける。
英語、中国語、韓国語による多言語化と、『みだれ髪』に加え、B面の楽曲『塩屋崎』の映像が楽しめる二次元コードを設置し、ひばりさんとの物語を国内外に発信していく。
また坂本冬美さんが『みだれ髪』、“美空ひばり博士”として知られる演歌歌手の梅谷心愛さんが『塩屋崎』を披露。7月にデビューした11歳の西山琳久さんが、秋元康氏がプロデュースし「AI美空ひばり」によって発表された「あれから」を歌う。
司会はひばりさんと親交が深かった徳光和夫さんが務める。
会場ではひばりさんの楽曲に合わせ、地元の愛好家がフラやベリーダンスを踊るステージも組まれ、いわきとひばりさんの縁を改めて深める。
新装オープニングセレモニーは午後1時15分から。
(写真:美空ひばりさん (C)ひばりプロダクション)