サッカー・J2いわきFCは18日、Jリーグプレシーズンマッチ「2024福島ダービー」として、Jヴィレッジスタジアム(双葉郡広野町)で、J3福島ユナイテッドFCと対戦し、2-2で引き分けた。
共に県内を拠点にするJリーグクラブとして、いわきがJ3に所属していた2022(令和4)年8月以来のダービーマッチが実現し、両チームのサポーターら3588人が詰めかけた。
試合は前半13分、敵陣左サイドでDF嵯峨理久(25)が折り返すと、パスを受けたMF山口大輝(26)が右足を振りぬいて先制点を挙げた。32分にクロスから失点を許すも、直後の34分に再び嵯峨のアシストによって、FW谷村海那(25)がヘディングで追加点を決め、2-1で前半を折り返した。
後半は福島Uがボールを握る回数が増え、38分に守備の裏を突かれて同点に追いつかれると、そのままドローに終わった。
田村雄三監督(41)は試合後、「このタイミングでユナイテッドさんと対戦でき、有意義なプレシーズンマッチとなった。今季の目標である得点65・失点45、プレーオフ圏内(6位以内)のため、数字にこだわってシーズンを戦っていく。前に圧をかけて、敵陣でしっかりとボールを奪うことを意識していきたい」と語った。
いわきの開幕戦となる明治安田J2リーグ第1節は24日、アウェーのケーズデンキスタジアム水戸(茨城県水戸市)で、水戸ホーリーホックが相手となる。キックオフは午後2時。
いわきFC