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いわきFC ホームで熊本に3ー4 打ち合いの末に惜敗

 サッカー・明治安田J2リーグの第28節として、4連勝中だった7位のいわきFCは25日、ホームのハワイアンズスタジアムいわきで、17位のロアッソ熊本を迎え撃ったが、3―4で敗れた。いわきの通算成績は12勝7分け9敗の勝ち点43。順位は前節と同じ20チーム中7位。次節は31日、アウェーのユアテックスタジアム仙台(宮城県仙台市)で、5位のベガルタ仙台と対戦する。キックオフは午後7時。
 試合は激しい打ち合いとなった。いわきは前半13分に守備の裏を狙われ先制点を許したが、25分にMF西川潤(22)が前線にパスを繰り出すと、MF山口大輝(26)が押し込んで同点に追いつく。しかし36分にコーナーキックをきっかけに失点し、1―2で折り返した。
 後半は4分に再び失点するも、7分にFW有馬幸太郎(23)がクロスからのこぼれ球から2試合連続の得点を奪取。23分にまたもや守備の隙から熊本に突き放されるが、29分には途中出場のFW熊田直紀(20)がクロスを頭で合わせ、移籍後初ゴールを挙げた。
 34分にはMF山下優人(28)の敵陣左からのフリーキックを起点に、FW谷村海那(26)がワンタッチでシュートし、ゴールネットを揺らしたが、競り合いでファウルを取られて幻に。この後も猛攻を仕掛けたが、1点が遠く5試合ぶりの黒星を喫した。
 試合後、田村雄三監督(41)は「たくさんの声援によって、選手たちは最後までパワーを発揮できた。勝たなくてはいけない試合だったが、負けてしまったのは自分の責任。失点の部分は修正できると思うので、トレーニングで改善を図っていく。アウェー2連戦となるが、いいゲームができるよう準備していきたい」と語った。
 (写真:サポーターの声援を受けて引き上げる選手たち)

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